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過去の「森のくじらの想い」です。自分の気持ちの変化を思い出すために書き残しておこうかと思います。
森のくじらの想い
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今は「無」に近い心境です。

あきらめの「無」ではなく、次の道への「無」であるといいなと思います。

※さきほど頭にズドンと来たのですが
ちょっと大事なことな気がするのであえてここにメモ
「空気を描く」(20150324)

 

2015年3月 森のくじら

 

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嵐のように過ぎた2013年。 だけど最後の月、12月になって 今までぼんやりと考えてきたことが ようやく少しくっきり感がましてきたような気がします。

でも、きっとまたこのまま、少しくっきりしたかな とホッとして日々を過ごしていたら1年過ぎてしまうのだろう。 そうだよ。いつだってそうだよ。

少しずつ少しずつは、ほっておいても前には 進んでいるとは思うんだ。時計の針はチクタクチクタク まわっているからね。でも、きっとそれだけではダメなんだ。 いや、ダメだと思っているんだ。

だから2014年は、 「きちんとカタチにして、きちんと動いていくんだ」

ということで、何ができるかはわかりませんが 2014年はたった一歩でもいいので、流れるような一歩ではなく しっかり地面に少しめりこむような一歩を踏み出せればと思います。

と、年末に書き記していたのですが、この年末年始の間にまったく手は動かさず 頭と気持ちだけこっそり動かして、より2014年にやることがくっきりしました。

で、何をやっていくかについては今までわりと「有言実行」を目標に 言葉にすることで自分にプレッシャーをかけてきましたが 今年は「不言実行」で言葉ではなく結果としてカタチにしていければと思います。

とりあえず1・2月のお仕事乗り切って、経理終わってからね。。。

 

2014年1月 森のくじら

 

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そこに「人」がいる。
そこに「想い」がある。

あらためて2012年をふりかえりつつ、2013年の向こう側を見つつ考えて
いたのですが、作品にしても、仕事にしてもやっぱり自分にとって
大切なのはそこかな、と。
2012年はちょっとそれまでと頭を切り替えてみたつもりです。
1年間ゆるやかなカーブを描きながら歩いてきたので
実感としては薄いのですが、それでも2011年の終わりと
くらべると、きっと大きな変化があったような気がします。たぶん。

ただ、2012年は石の上をゆるやかに歩きつつ、考えているような感じ
だったんで、2013年はその石の上からポーンと降りて
広い野原を歩いてみたいなという気分です。

そして、もうひとつ別の視点ですが、やっぱり「本」が好きだなあと。
しみじみそんなことも思いました。別に特に理由はないのですが
しみじみと好きだな、と。だから、そんなしみじみ好きだなと思って
もらえるものが創りたいな、と。やっぱり、そこに繋がるんですけどね。

背伸びしない自分から湧き出てくる言葉と絵。
それは、へんてこな生き物だったり
かなしみの涙だったり
ほんわりとした空気だったり
ちょっとした(ちょっとじゃないかもな)毒だったり

出てくるものはきっと色々だと思うんだけど
自然に出てくるもの。それを大切にしたいな、と。

さあて、2013年はどうなるだろう。
これを更新する頃には、まだ石の上なのか何なのか。
それもふくめて見えない2013年に飛びこんでいこう。

 

2012年12月 森のくじら

 

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さて、心のままに「らくがき」はできるようになってきたものの

なかなかにその先の「ものがたり」「さくひん」まではいっていません。

それは「らくがきもの」というタイトルをつけてしまったからでしょうか。

そんなこんなで日々悶々しつつも、あらためて自分の中の2つの軸を

最近は感じています。

「仕事」と「作品」というくくりよりかは、

「明るい色づかいで、かわいく楽しくおかしく元気なもの」と

「シンプルで静かなもの」という感じでしょうか。

どっちが好きなんだろう、どっちが大事なんだろうかとか考えてましたが

やっぱりどっちも自分でどっちも好きでどっちも大事なんだな、と今は思っています。

共通するのは、どんな色にするかは別にしても、そのまんなかにやっぱり

想い・魂・人のココロは置いておきたいな、と。

そんな物語を紡いでいきたいなと。

そう、物語を描きたいんですよね。人と人とが出会ってそこから

生まれてはじまっていく世界。なんか、ドーンとしたものでなく

地味でひっそりとした日常、みちばたの石ころのような世界。

個人的にはそんなものが好きです。

~したいと言う時点で何も進まないので描きますよ。

なんだか、むにゃむにゃした文章ですが、ここではうまくまとめることより

今の気持ちを綴っておこうかなと思ってるんで、今はこんな感じです。

 

2012年9月 森のくじら

 

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何を描きたいのか。
それは知っていたけど、忘れていたもの。
いや、忘れてはいなかったけど、日々の時の流れに埋もれさせていた。
やっぱりぼくは、人のココロを、想いを描きたいんだとあらためて思った。

まだ「作品」とよべるものはあまりできていないけれど
ようやく最近、こころのままに、はだかの自分で
「らくがき」ができるようになってきた。
なんだかんだで8年くらいかかったのかな。
小さな一歩だけど、大きな一歩にもできるかなと。それは自分次第。

ただただ「仕事」を追い続けていた8年。「作品を創らなくっちゃ」という想いに追われつつ言い訳で過ごしてきた日々。
いや、とても大事な時間ではあったのだけれど
ようやくふりだしのあの頃にもどれたような気がする。
ぼちぼちと、でも、しっかりと一歩一歩をすすんでいければと思う。

とかなんとか言いつつ、わくわくするもの・楽しいものは
やっぱり大好きなので、そんなものも並行してやっていくのだ。
でもって、なんだかんだで仕事大好きなので、
仕事もめいいっぱい楽しんで楽しんで
作品も楽しんで楽しんで
そして、それを見ていただける人にも楽しんで楽しんでもらうんだ。

これからも魂込めて創っていきます。
森の中で浮かぶ白いくじらをいつも感じながら。

2011年10月 森のくじら

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何だかわかんないけど何かをしなくちゃと想ってあせっていたあの頃。なんとなく近くにあった色鉛筆を手にして、スケッチブックに絵とか詩とかを描き始めた。すると、今まであまりなんとも感じなかった夕焼けや青空が僕を優しく向かえてくれました。その感覚は風景が体の中にす~と入ってくるような感じで、なんとも言えないここちよい感覚です。ちょうど、その頃ある1冊の本に出会いました。それが薄井ゆうじ氏の「くじらの降る森」でした。今まで考えていてなかなかハッキリとしなかったものが、そこにはありました。主人公マサルとシンタロウの気持ち、考え方、生き方。 そして、その時、はじめて僕は白いくじらに出会いました。やがて、僕は街を離れ、森に住むようになり木の枝やつるなど自然と向かいあう機会が出てきて、自然素材からモノを創ることを覚えました。そして、静かで大きな木や、静かな森の夜を味わい、僕の中の白いくじらは少しずつ大きくなっていきました。そして、また街へと戻った僕はパソコンという、もっとも苦手な機械と出会います。もっとたくさんの人に自分の作品を見てほしいという気持ちは恥ずかしながら僕の中にもあり、思い切って苦手なパソコンに向かうことを決めました。そして2000年5月初代「工房森のくじら」ホームページがスタートしました。それは不思議な世界でした。遠いけれど近い世界。近いけれど遠い世界。色々な人と話し色々なものを見ました。ちょうど、同じ頃、イベントにも出展しました。ネットとは違うリアルな世界。リアルな反応。それはまた、ぼくにとってここちよい刺激でした。そして、そこでも色々なてづくり作家さんに出会い、色々な話をしました。やがて、気がつけば、ぼくは「楽しみ」としてとってあった「創作」を自分の人生の中心に持ってきました。「創作」という道の上を歩み始めることになったのです。それは、とてつもないイバラの道で歩けば歩くほど、体中に痛みが走ります。それでも、その道はとてもここちのよい道です。ただ、がむしゃらにただがむしゃらに歩いた4年間。「作品は?」そう、ぼくは気がつけば「作品」を創らなくなっていました。歩いていたのは「創作」という道ではなく「ビジネス」という道だったのかも知れません。それはそれで、大事な道なので、ぼくはこれからも「創作」であり「ビジネス」である道を歩んでいきますが、少しずつでも「作品」と呼べるものが創っていければいいなあと今は思っているのです。僕の中のくじらが森の中から消えてしまわないように。

2007年7月 森のくじら

巨人と森のくじら

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